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寂れたトイレには冷たく重い空気が流れている。そこは麻衣子のような淑女には似つかわしくない場所だった。だが、彼女はその場に佇んで興奮していた。不浄の場で受ける被虐への期待が、彼女の背徳感を刺激したのだろう。緊縛師は麻衣子の身体を絡め取るように縛っていく。(シュルッ、シュルッ・・・)無音の空間に反響する縄音が、被縛による興奮をさらに高めていった。「ハァ、ハァ・・ハァ・・・」麻衣子の吐息が漏れ始めた。表情も強張っている。「あっ、だめっ・・・」熟した乳房と陰部にクリップを挟まれ、ついに声を漏らしてしまう彼女。緊縛師はそれを咎めるように鞭を打つ。「あ”ああぁぁぅっ！！！」クリップを弾き飛ばすほどの激しい鞭打ちに、麻衣子は大きな悲鳴を上げては、その後大きく呼吸をしながら、淫乱な身体に刻まれていく快楽を味わっていった。